ADHDやASD、LDなどの発達障害により、適切な指導や配慮が必要なお子様が多くいます。 発達障害という言葉は知っていてなんとなく理解はしている。でも、いざ本人の行動や言動を目の前にしたら、どう対応したらよいかわからない。本人が何を考えているのかわからない。そのように感じてられる保護者の方や教育関係者の方も多くおられるかと思います。
そのような方に、少しでも発達障害の子どもたちの特性を理解していただけるよう、ここでは、発達障害をお持ちのお子様に対する正しい指導法や、適切な関わり方について解説していきます。全5回に渡って紹介していきたいと思います。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
始めに、それぞれの発達障害の特徴について解説します。
じっとしておられず、興味があちこちに移動し、注意力が散漫になりがち。また、衝動的に行動してしまいがち。という傾向が見られるのが特徴です。
そのため、学習面においては、
といった傾向が見られたりします。
一方で、自分の得意分野や好きなことに関してはのめりこみ、限定的な物事に関しては高い能力を発揮したり、過集中な姿が見られたりするのも特徴です。
想像力、社会性、共感性において、苦手を持つため、学校生活や社会生活において、他者とのコミュニケーションに課題を抱えがちであることが特徴です。 他者の気持ちを想像することが苦手なため、場の空気や相手の気持ちを考えずに行動してしまったり、自分のこだわりを頑なに通そうとしたりする傾向があります。
そのため、学習面においても、自分の興味関心のある分野のみに固執したり、自分のやり方を通そうとしがちです。また、全般的に抽象概念や曖昧なことに対する感覚的理解が難しいため、何事も思考が白か黒かに偏り、勝ち負けや点数に異常にこだわるなど、極端な行動や考え方に走りがちです。
また、ASDの特徴の一つに感覚過敏というものがあり、聴覚や視覚、触覚に過敏があるお子さんもいるため、他者が気づかない間に本人は不快を感じていることがあります。その感覚過敏ゆえか、初めての場面や慣れない環境に不安を感じたり、見通しが立たない状況に耐性が低いといった傾向も見られがちなっため、その点においては配慮が必要になります。
ASDも、ADHDと同様に、得意なことや好きななどの特定の分野に関しては、高い記憶力を見せたり、ものすごい集中力で取り組み、物事を成し遂げる姿勢を見せたりする特徴があります。
知的発達の遅れはないものの、読む・聞く・話す・書く・計算するといった、特定の一部の分野においてだけ、能力的に苦手があるのがLDです。他分野に関しては問題なく取り組めるため問題はないように見えるのに、一定の分野においてだけ、極端に能力の差があるため、本人も困り感を持つことが特徴です。
これらのADHDやASD、LDが総称して「発達障害」と呼ばれています。 それぞれ障害において特徴はありますが、ADHDとASDが混ざり合っていたり、ASDとLDが混ざり合っていたりするなど、はっきりと「この障害のみ」と限定できるものではないことが実際のところです。
それぞれが、発達検査を受けると、診断名は出ないながら、その周辺のグレーゾーンにいるお子さんもいます。そのため、次回からは「この障害にはこのような対応」と限定することなく、発達障害をお持ちのお子さん全般的に見られる傾向を踏まえて、有効な指導方法や適切な関わり方について解説していきます。
ひのきあすなろでは、ご希望のお子さんに対して無料の体験授業を実施しています。
具体的な授業内容や先生たちの指導の様子を知る際に、ぜひご活用ください!
体験授業の日程はその都度相談いただけるので、忙しい親御さんや部活動に熱心なお子さんにもぴったりです。
など、勉強に関するあらゆるお悩みをアドバイザーが解決致します!
家庭教師を検討している方、勉強に関するお悩みをお持ちの方、塾からの乗り換えを考えている方など、どんなお子さんでもOK!
入会するかは、体験授業の後じっくりとご家族でご相談いただければけっこうです。
まずは、お気軽に「無料の体験授業」で勉強に関する悩みについてアドバイスを受けてみませんか?
いつでもお問い合わせをお待ちしております!
ひのきあすなろの指導では、勉強のやり方や習慣作りの指導から受験対策まで、お子さんの目標に合わせたカリキュラムを組んで指導をさせて頂いております。
ひのきあすなろが勧める勉強法は学年別・目的別に以下のページにて詳しくご案内させていただいています。
家庭教師のひのきあすなろでは、対面指導・オンライン指導の両方に対応しています。
対面での指導が難しい地域にお住まいの方や、感染症への感染リスク軽減などで対面指導が難しい場合などでも、指導を続けられる体制を整え、お子さんの学びがとまらないよう制度を整えて、指導を行っています。
家庭教師のひのきあすなろ
〒530-0001
大阪市北区梅田1-1-3-23F
フリーコール:0120-100-149
受付:10:00~20:00(土日祝可)
【受付時間】10:00~20:00 土日祝も受付中