【中学1年生数学】資料の整理(2)

前回に引き続き今回も、中1の学習範囲「資料の整理」を分かりやすく解説していきます。

図や表があると難しいのでは…と感じるお子さんはいらっしゃいますが、大丈夫です。まずは、今回解説する基礎部分を理解し、点数に繋げられる単元にしていきましょう。では、さっそくスタート!

 

  

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

要点1 近似値

次のそれぞれの有効数字を答えなさい。

最小目盛が10gのはかりで図った次の測定値。

 

(1)1460g

(2)370g

 

解答 (1)1,4,6 (2)3,7 

 

 

実際に図って得られた測定値や、真の値に近い値を近似値と言います。

近似値を表す数のうち、信頼できる数字を有効数字と言います。

 

(1)この問題では、最小値の目盛が10gのはかりで図っているので、測定値の1460gは十の位未満を四捨五入してものである。

したがって、この品物の主さはちょうど1460gというわけではない。

すなわち、1460の千、百、十の位の1.4.6は信頼できるが、一の位の0の位は示しているだけであって、信頼できない。

このとき、どこまでが信頼できる有効数字であるかをはっきりさせる。
146×10³と表します。 

 

(2)最小目盛が10gということは、10の位までが有効数字。

 

ポイント

有効数字の表す時には、整数部分が1桁の小数で表し、元の数と等しくなるように10ⁿをかける。

 

ここがポイント!例題

●次のそれぞれの有効数字を答えよ。

最小目盛りが1㎜の物差しで測った次の測定値。

 

(1)16.0mm
(2)325.0mm

 

解答 (1)1,6 (2)3,2,5 

 

この問題が解ければ有効数字はバッチリです。
上述したように有効数字とは、「近似値を表す数のうち、信頼できる数字を有効数字」と言います。
それを踏まえてこの問題を考ていきましょう。

 

(1)16.0の十の位と一の位の1と6は信頼できる数字です。なので、答えは1・6です。

(2)325.0の百、十、一の位の3・2・5は信頼できる数字ですね。なので、答えは、3・2・5です。

 

要点2 代表値

下の図は、あるクラスの生徒の身長をヒストグラムに表したものです。これについて次の問いに答えなさい。

(1)165cm以上の人は何人ですか。

(2)150~155cmの階級値をいいなさい。

(3)最頻値をいいなさい。

 

解答(1)13人 (2)152.5cm (3)162.5cm

 

ヒストグラムから度数を読み取っておくと、解答する時に役立つことが多いです。

ヒストグラムを度数分布表で表すと、下のようになる。

身長(cm) 度数(人)
  以上 未満  
145~150 2
150~155 4
155~160 7
160~165 14
165~170 10
170~175 3

 

(1)165cm以上の階級の度数の和を求めればよい。
165~170cmが10人、170~175cmが3人なので、10⁺3=13人となります。

 

(2)階級値とは、その階級の真ん中の値のこと指します。150~155cmの階級値は、150~155の真ん中の値です。つまり、両方を足したものを2で割ればよい。

(150+155)÷2=152.5cm

 

(3)ある資料の中で、度数が最も多い階級の真ん中の値を最頻値といいます。最頻値は、モードともいう。

ヒストグラムから160cm以上165cmの階級が一番多いことが分かります。この階級の真ん中(階級)値を求めればよい。
(160+165)÷2=162.5cm

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今回は、資料の整理を学習してきましたがいかがでしたか?分かってきましたか?

資料の整理は、最頻値や階級など一見難しそうな言葉が出てきますが、意味を理解してしまえば簡単です。あとは、示された表や図を正しく読み取れば問題は解けます。

 

中学生の数学は苦手・得意が顕著に表れる教科です。今回の資料の整理のようにちょっとしたコツを掴めば苦手に感じることも無くなることがほとんどです。

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