小中高の部活（習い事）「ラクロス部」
小学校から中学校に進学した際に、今までの生活とは大きく変化する1つとして部活動が挙げられます。￥
はじめてのことで「どの部活に入ろう…」と悩んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。
今回は、数ある部活動の中から「ラクロス部」についてご紹介していこうと思います！
ラクロス部はどこの学校にもあるわけではないため、少し珍しい部活かもしれません。
「ラクロスってどんなスポーツ？」「そもそもどんなルール？」「入部した際にかかる費用などはあるのか？」など皆さんが気になる内容を掘り下げてみていきましょう！
少しでもラクロスの魅力が伝わって部活選びの参考になれば幸いです。
目次
ラクロスってどんなスポーツ？
ラクロスとは、棒の先に網のついたクロスと呼ばれるスティックを使って、テニスボールくらいの硬質ゴム製のボールを180センチ四方の相手陣のゴールを決めるサッカーやバスケットボールと同じ点取りスポーツです。
シュートのスピードが時には時速150kmを超えることから、「地上最速のスポーツ」と呼ばれることもあります。
スタートは、バスケットボールで行われるジャンプボールのようなイメージで、両チームから各1名の選手が、クロスでボールを一緒に挟み、同時に上に飛ばすことから始まります。
フィールドのサイズは男女共にサッカーとほぼ同様ですが、ゴール裏にもコートがあり裏から回り込んで０度からのシュートもラクロスの特徴です。ルールやプレー人数、スポーツの性格なども男女で異なります。
ラクロスには実は様々な種目がありますが、皆さんが想像するような代表的なものは「フィールドラクロス」 といわれているものでしょう。
また、6年後の2028年のロサンゼルスオリンピックには、WLが定めた新種目の6人制ラクロス「SIXES（シクシズ）」が採用される予定だそうです！
今波に乗っているスポーツということですね！
ラクロスのルールって？
先ほど、ラクロスは男女で異なるルールやプレー人数が異なるとお話しました。
一体何が違うのか男女別にルールをみていきましょう！
◎男子ラクロス
・クロス
クロスはすべて金属製のものを使用します。
・防具
男子ラクロスは、選手同士の衝突が当たり前のスポーツです。
当然ケガの危険がつきまとうため、「ヘルメット」や「マウスピース」、肩を守る「ショルダーパッド」、腕や手を守る「アームガード」や「グローブ」、「スパイク」など様々な防具を装着して行います。
・チーム編成 10名
それぞれ役割が決まっており、アタック（3名）・ミッドフィルダー（3名）・ディフェンス（3名）・ゴーリー（1名）の計10名でプレーします。
使用するクロスや様々な防具を装着して行うことから、激しいぶつかり合いがあることが想像できますね。
男性のラクロスでは、相手側のクロスを叩いたり、タックルも許可されているそうです。
スピード感と迫力があるため、陸上のホッケーのような雰囲気を感じられる躍動感と緊張感のあるスポーツですね。
◎女子ラクロス
・クロス
金属製は重い為、木製のクロスを使用する人が多いです。
・防具
「アイガード」「マウスピース」、腕を守る「グローブ」のみ！
男性ラクロスとは全く違い、スポーツ競技の中でもオシャレ度が高いのは女子ラクロスの特徴です。
ゴールキーパーポジションの人以外はポロシャツというラフなスタイルが基本形になります。
部活や学生リーグの場合は、チームで統一したウエアーを着ることが多いです。
・チーム編成 12名
特に各ポジションの人数は定められていません。
アタック、ディフェンス、ミッドフィルダーゴーリー、というポジジョンがあります。
男子ラクロスとは違って、スティックで選手の頭や胴体を叩く行為や相手を押したり、動きを妨げるような行為も反則です。
女子ラクロスは相手チームとの接触行為がすべて反則になってしまうのです。
オシャレで颯爽感のある女子ラクロスは華のあるスポーツの一つとして捉えられています。
ご紹介したルールの他にも、ラクロスには細かいルールが設けられており、随時、ルール改定をしています。
また、大会によっても異なる可能性があります。
ラクロス部のある学校紹介
最後に、ラクロス部のある学校を全国から一部ご紹介いたします。
ラクロス部のある学校
・大妻多摩中学高等学校（東京都）
・桐蔭学園高等学校（神奈川県）
・渋谷教育学園幕張高等学校（千葉県）
・常翔学園中学校・高等学校（大阪府）
・聖霊中学校・高等学校（愛知県）ラクロス同好会
いかがでしたでしょうか？
男女でルールやスポーツ性の違いがあるというのはラクロスの魅力の1つだと思います。
みなさんが少しでもラクロスに興味を持ってもらえてると嬉しいです。
これを読んでラクロス部に入ってみたい！興味が出てきた！という方は、詳しい話を顧問の先生聞いてみるといいでしょう。
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